ホテルに到着しました。

いやあ、今日は西日本、特に広島あたりが視界不良で、いつも行く四国の便は欠航でした。


私は運が良いらしく、今日の出張は大阪でしたので無事予定通りに到着いたしました!


さて、茹で上がった筍をどう調理しようか。

しばらく無口になって考え込んでしまった私ですが、

まあ、いっか。やってみよう!の精神で調理開始。


真剣にお料理と取っ組んでいたので、

調理中にはプロセスの写真を撮る心の余裕もなく・・・・。


一人寂しそうにダーくんがテーブルセッティングなどをして暇つぶししていました。


       


「グラスはこれで良い?」なんて聴かれましたが、生返事。

「うんうん。いいよいいよ。」・・・。超いい加減。



そうです。こちらをごらんになってお分かりのように、

無謀にも「筍」で赤ワインを狙っておりました。

しかも、そのワインとは・・・。



      


以前、出会いという記事 でご紹介させていただいた、

シンデレラワイン。「シャトー・ド・ヴァランドロー2001」を頂きたいと。

桜と一緒に頂こうと思っていたのですが、桜は自転車で走りっぱなしでしたので諦めて、

満を持してチャンスを待っておりました。


2時間前にはダーくんに抜栓してもらって用意万端。


      


できましたっ!

作ったのは4品。



一つはこれ。

       


筍の含め煮。思いっきりシンプル。

何しろちちんぷいぷいが効いたのか、とても薫り高い筍さんだったので余計な味を一切入れず仕上げました。


二つ目はこれ。


       


あらら、味気ない盛り付け。とほほ。

写真では見づらいですが、うっすらピンク色のズワイガニのムースです。


そして三つ目メインディッシュはこれ。


       


名づけて「春色魚介のpoocha風スープ仕立て、焼き筍添え」

きんめ鯛と伸ばし車えびのうす桃色優しいお味と、

力強い焼き筍のコントラストがポイント。(のつもり・・・。笑)


そして締めくくりの四つ目はこれしかないでしょう。


       


筍ご飯です。良い香り・・・。


さあ、頂きましょう!とまずはシンデレラワインで乾杯!


あ!

う!

駄目だ!ということで・・・。


       


グラスチェンジ!

素晴らしい香りを楽しむために・・・。こっちじゃなきゃ。


ダーくん曰くメインディッシュが一番!「このソース凄いや、天才だぁ」などと大喜び。

焼き筍の強さにも驚いたみたいです。

何しろワインに負けないため、ない頭を使いましたので喜んでもらって嬉しさもひとしおです。


ちなみにダーくんにpoocha風スープ仕立ての味には何が入っているか考えてもらいましたが、

考えに考え抜いて降参してしまいました。

わかりやすいはずなんだけどなあ。



あまりに盛り上がりすぎてもう一本。また赤ワイン。


        


見えずらいけど「ミュジニーさまとご対面 」記事で紹介した、



シャンボール・ミュジニー・1erクリュ ラ・コンブ・ドルヴォー01”'アンリ・ぺロ・ミノ 2001です。




家ご飯も良いね。そんなことを話しながらワインが進む春の夜でした。



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「筍」さま。薫り高くあたりでしたよ。ありがとう。


ミュジニーさま。 お陰さまで素敵な家ご飯を楽しめました。御世話になります。

ダーくんにどちらも同じ方がお教えくださったワインなのよと申しましたら、「お礼をしなくちゃ駄目だね」ってもうしておりました。心より御礼申し上げます。