葉桜の後には新緑。
神宮外苑絵画館前の「銀杏並木」もそろそろ新芽が芽吹きはじめました。
毎週末、実家で過ごす時間の一つの楽しみは
親父の庭の探索。
いろいろな花が咲き、土には虫たちも遊んでいます。
そんな中、もみじの初々しい緑がとても綺麗。
我が家はもみじが大好きで、
自宅に入居したときに、大きなもみじの木をベランダに置いて、
風流を楽しんでおりました。
ダーくんがNYに渡り、私が仕事を変わって出張がちになってからと言うもの、
ジャングルのように木々で埋もれていたベランダは、
一つ一つと、枯れてしまい。いまや大きな空っぽの植木鉢だけが残っているだけになってしまいました。
今のような週に一日しか家に帰れない生活ではろくに世話もできず、
大好きな動物も、植物も育てられません。
奇跡的に花咲いてくれらチューリップに夢のように感動を感じたのもそんな背景があったから、尚更だったのです。
生きていくこと、生活していくこと。
それに精一杯になっているうちに
最も寛げる場であるべき、自宅は色のない空間になってしまいました。
親父の庭のもみじの木の下に、小さなもみじの芽が沢山。
麗子さんお願いして、その一部をおすそ分けしていただきました。
キッチンの出窓。
日のあたる場所。
手軽に水をあげられるここでなら、たった週一日の水遣りでも育ってくれるかもしれない。
そんな思いで・・・・。
こんな小さな目のもみじ、連れて帰りました。
親父の庭の養分たっぷりの土も一緒にもらって。
少し育ったものも頂いて・・・・。
育ってくれるでしょうか。
こんなわたし達を見て、麗子さんもとても嬉しそうにしています。
頑張ってくれるかなぁ~。
もみじさん。